1966年( 昭和41年)第三回遠征喜界島、
初めての海だけが目的の遠征



第2回の屋久島遠征は大勢の参加があったのに今回はこの3人だけです。
  (岡山から1名特別参加がありまして総勢4名)



懐かしの興南丸。719トン、戦前からの船だそうです。
後に与論とか喜界に3000トンクラスで行ったのですが、
鹿児島港で隣にへばりついている小さな船をよく見るとなんとこの船、
懐かしいより、こんな小さかったのと驚きました



当時は貝を採ろうがサンゴを採ろうが何も言われなかった。



竹のヤスで取った晩御飯。モンガラカワハギは綺麗だったので標本にした。
写真に写っていませんが、タスキモンガラは食べた。後で図鑑を見ると、
モンガラカワハギは有毒、タスキモンガラは無毒、あぶな〜!



夜、懐中電灯を持って潜ると、少し怖いけどいろんな物が取れた。
このえびは大きくてなかなか取れず、彼が足で押さえて皆で格闘の末、
ようやく取れた。このえびはゆですぎて美味しくなかった。




アオブダイ、竹製のヤスで取ったにしては大きいでしょう。これも美味しくなかった。
このほかにおおきなウツボと思って全員のヤスで突いて取ったら
オオアナゴ(1.1m)だったり、これは食べられなかった。
食べる話が多かったけれど食べれないものは沢山標本にしました。
(宝貝、パイプウニ、サンゴ、その他綺麗なもの……?)